代表挨拶

プレストレスト・コンクリート技術を活かした社会貢献

「吾々は、国家の一員として自分の仕事を通じて国家に貢献するという尊い理念を持たなければならない」
これは、創業者のパイオニア精神を受け継ぐ社是の一節です。安部日鋼工業は、この社是を経営理念として引き継ぎ、1949年の創業以来、培ってきたプレストレストコンクリート（PC）の技術を活かして事業を展開してきました。とりわけＰＣタンクの建設工事ならびにＰＣマクラギの製造でＮｏ．１の国内シェアをいただいております。また、ＰＣ橋梁の建設分野では多くの実績（約10,000橋）に高い評価と信頼をいただいております。これもひとえに皆様方のご理解とご厚情の賜と感謝申し上げる次第です。

現在では、国内はもとより海外にまでフィールドを広げ、これらの事業を通して、社会に安心や利便性を届ける役割を担っています。近年、多発する自然災害への対策が叫ばれる中、社会インフラ施設の大更新時代と相まって、ますますライフラインの重要性が見直されてきています。我々は、これまでに積み上げてきた技術をさらに進化させ、社会インフラ施設の耐震性の向上や長寿命化という課題にも挑戦しており、来たるカーボンニュートラルの時代に即応した技術も提案し、引き続き持続可能な社会基盤の構築に貢献を果してまいります。

また、それと共に社員が安心して活き活きと働き、あらゆるステークホルダーと共に幸せと喜びを共感できる魅力あふれる企業づくりに取り組める環境の充実を図っていく事が肝要と考えています。
何卒、今後とも一層のご指導を賜りますようお願い申し上げます。